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グロンサン

グロンサン(Guronsan)は、2004年12月までは中外製薬が扱っていた商品の名称であり、当時の中外製薬が開発したグルクロン酸の誘導体である薬用成分「グルクロノラクトン」の愛称であり、現在ライオンが取り扱っているドリンク剤(栄養ドリンク・医薬品)とビタミン剤(錠剤・同じく医薬品)、また中外製薬がかつて扱っていた医療用肝機能改善剤の名称でもある。ライオンの登録商標(第406453号)。

1960年1月、「グルクロノラクトン」が中外製薬の医療用医薬品に多く配合されていたこともあって、大衆向けに商品化。当初はなかなか売れなかったが、1987年、CMタレントに高田純次を起用し、キャッチコピー「5時まで男/5時から男」を使い成功し、当時の流行語となった。以降ミニドリンク剤のトップクラスとなる。兄弟商品にはバーモント味の『新グロモント』(指定医薬部外品)がある。

歴代キャッチコピー

中外製薬時代
  • グッと飲んだわ グロンサン(1960年代〜1970年代前半、八代亜紀)
  • お疲れさんお一人お残りーっ(1983年以前、井上真樹夫)
  • サンサン30代も、グロンサン(1986年〜1987年、ザ・ワイルドワンズ/高田純次)
  • 5時まで男も、5時から男も、グロンサン(1988年7月〜12月、高田純次)
  • 5時から男のグロンサン(1989年〜1991年、1996年〜1997年、高田純次)
  • ガンバルジャンのグロンサン(1992年、高田純次)
  • 疲れちゃっちゃにグロンサン(1994年1月〜10月、高田純次)
  • お疲れモードにグロンサン(1994年11月〜1995年、高田純次)
  • もうひと頑張り。グロンサンDX(1991年1月〜1994年3月、田中実)
  • 肝心なときの、グロンサンプラス(1998年7月〜1999年11月、村田雄浩)
  • 効け!あなたの疲れに。グロンサン(1999年12月〜2000年12月、渡辺由紀)
  • 疲れにちゃんと効くグロンサン(2001年1月〜2002年4月、ビートたけし)
  • 疲れに、情熱の赤。グロンサン(2002年5月〜2003年12月、ビートたけし)
  • ラクに行こうぜェ グロンサン(2004年1月〜12月上旬、忌野清志郎)
ライオン
  • 失敗できない人。赤のグロンサン(2005年4月〜2006年1月、中居正広)
  • お疲れさんには グロンサン(2006年4月〜2007年12月、内村光良)

※2008年以降はテレビCMを放送していない。

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